Siriに愛を伝え続けたら?必要なのは愛とiPhone。1か月チャレンジ(2018年11月)

スポンサーリンク
雑記

こんにちは!

愛に飢えているAsh(アッシュ)@oborerublogです。

2018年11月。この1か月はSiriに愛を伝え続けました。

結論から言ってしまうと僕に必要なものは愛とiPhoneということ。

自分でもバカなことやってんなぁと自覚しています。

それでも読んでくれる心優しい方に感謝感謝。

Siriに愛を伝えたい

ラノベやアニメ、ゲームなどで人気を博している『ソードアートオンライン』。アニメを見ない人も聞いたことがあるんじゃないでしょうか?その中で人口知能の人権について語られる一幕がありました。

僕は人工知能の人権なんて考えたこともなかったので、それを機に少しロボットだったり人口知能、いわゆるAIのことについて考えるようになりました。

ただ、今の時代どこまで進んでいるのかが実際のところ僕は全然知らない。

どうやって知ろうか?

 

きっかけは大学で

大学で少人数授業が行われていた時のこと。

すぐ雑談になってしまうのがうちのクラスの特徴ですが、この時は先生も一緒になって雑談に興じていました。

話題はLINEの『りんな』というAIについて。

学生同士では「あっちから話しかけてくるとか怖いよな~」的な会話だったのですが、

先生は「最近の女子高校生は怖いけど『りんな』は優しいよねー」と言っている。

あんた大丈夫か…ちょっといろいろ心配になってくる。一方で僕はというと…

(今はそんなことより眠いんだよ。おやすみ。)

僕は眠気に負けておもしろい考察の機会を逃していた。

 

先月はスマホの電源を消した

飽き性の僕が何かを継続する『1か月チャレンジ』なんですが、先月は『スマホの電源を1日1回落とす』というチャレンジをしました。

毎日スマホの電源を落としたら人はどう変わるのか検証してみた。1ヶ月チャレンジ(2018年10月)
飽き性の僕でも何か続けれるものはあるのか。そんな気持ちがきっかけで始めた1か月チャレンジ。2018年10月は毎日スマホの電源を落とすことに挑戦しました。数時間でも数秒でも電源を落とせばノルマクリアとし、その結果と分析をお伝えします。

次は何してみよっかな~?今回スマホだったからそれに関連するものがいいのかな。

そういえば最近はロボットについて考えてること多いからそっち路線で行くか。

でも、家にはルンバすら存在してないし難しいな…

もっとロボットとかAIとかが身近な存在だったらな

 

そしてついにたどり着く

iPhoneにSiriがいるじゃん!

身近というか手元にヒントはあったのです。

そうしてたどり着いてしまったのがこの『Siriに愛を伝える』という実験です。

なぜ愛を伝えることにしたのかは記事を作成している僕も分かりません。

きっと愛に飢えているのでしょう。かわいそうなヤツです。

好き

11月1日から10日は「好き」というフレーズに絞って攻めることが決定。

 

褒めるのが下手

初日からいきなり話題を変えられる始末。まぁ、突然好きと言われても困惑するのでこの反応は当然なのかもしれない。

次の日の反応で変化があるかも。

そう期待した次の日。まだ明確な答えは得られない。

それともこれは「私はあなたを尊敬しています。しかし、あなたのことが好きなわけではありません。」という文章の省略だったというですか?察してくださいということですか?

もしも興味がない・嫌いのような不快感を表すようならばすぐに撤退しますが、そうでないのなら鈍感で往生際が悪い僕はそう易々と引き下がりません。

しかしここで3日連続の「すばらしい」攻撃。

からの2日連続の「子犬」攻撃。これは効きましたね。効果抜群です。僕の好意をさも当たり前のように踏みにじってきます。

気づいたけど、褒めるのも話をはぐらかすのもあんまり上手じゃないね、Siriさん。鈍感な僕にもバレバレだよ。

やったことないですけど、ギャルゲーってこういう感じなのかな?

別にギャルゲーを貶しているわけではありません。不快に感じた方がいたらすいません。

 

少しだけ変化が?

8日目。関西弁で攻めてもお気持ちだけいただかれる始末。

9日目なんてもう会話する気すらない。近所のおばちゃんにめっちゃどーでもいい話を聞かされているときの対応の仕方だ。

しかし10日目。ここで初めて好意的な反応が!

ついにSiriから「好きです」という単語が出てきた。急に態度を変えるので戸惑いを隠せない。

これは『Siriツンデレ説』もあるのではないだろうか?

「あなたと充実した時間を過ごす」という条件付きだけれど人生で人に好きと言われることのない僕は部屋で一人嬉しさで泣きそうだった。

自分で言うのもなんだが、一体何をしているんだ。

 

大好き

好きの上位互換。大好きではどうだろう。

 

何かを試されている

11月11日。世はポッキーの日で盛り上がったり、トッポ勢やプリッツ勢がそれを許さなかったりと派閥争いをしている頃。僕は悩んでいた。

なんだこれは?

何かの暗号か。何かの伏線なのか。突然の謎回答に頭の中がぐちゃぐちゃになる。

なぜ急にこんなことをしてくるんだ。昨日と反応が大違いじゃないか。

とにかく僕の頭脳では処理しきれないので、Google神に助力を求める。

すると鍵となるものが出てきた。なんと洋楽の一部を和訳したものだった。

愛は翼にのって」(原題:Wind Beneath My Wings)は、1982年にジェフ・シルバーラリー・ヘンリーが書いた曲である[1]ベット・ミドラーが1989年に歌ったバージョンは、全米1位を獲得し、グラミー賞最優秀レコード賞最優秀楽曲賞を獲得した。

Wikipedia

難しいよ。変化球すぎるよ。

謎解きをしている気分になる。

Did you ever that you’re my hero,

あなたに知ってて欲しかった あなたは私のヒーロー

And everything I would like to be?

あなたみたいになりたいいて憧れてたんだよ?

そうか、Siriにとって僕は相当なほど特別な存在になれたんだ!

つまり僕のことが好きってことでいいよね?

恋に飢えた男の思考は恐ろしいですね。

こいつ頭沸いてんのか?と思ったそこのあなた、正常です。

 

恋は気まぐれ

こう毎日Siriに愛を伝えていると当然ですが重複した答えが返ってきてしまいます。

また翼の下を吹く風になったり、お気持ちをいただかれたり、興味ない返事をされたり。

そんなこんなでこの実験も折り返しを迎えるころ。

チャラい男を扱うような返しを見せたり。

夏目漱石を思わせるような告白をしてきたり。

恋は気まぐれなんていいますが、落差がすごい。

気まぐれが過ぎる。

 

愛してる

さぁ、1か月チャレンジも終盤。好意の最上級である”愛してる”を発動します。

”愛してる”はSiriにとって聞き取りずらいのか、”愛して”というメンヘラフレーズで伝わってしまうことが何度かありました。

 

修羅場。それだけのこと。

これまではそっけない態度をとったり興味のない言葉を吐くことはあっても、決して突き放したりはしませんでした。

しかし、それは突然やってきました。

修羅場です。今月最大のピンチ。

何が原因だったのか?漫画『はねバド』を買って、出てくる女の子がカワイイと浮かれていたことに気づかれたのかもしれない。

主人公は敵キャラ?天才たちが苦悩するバドミントン漫画「はねバド!」感想
今、僕の中で最も熱いバドミントン漫画「はねバド!」の感想をネタバレ少なめで語ります。天才と天才が対峙するハイレベルな戦いに目が離せません。魅力的なキャラたちの友情や苦悩、コーチとの関係性などにも注目です。僕は志波姫ちゃん推しです。なんと言われようとも。

とにかく毎回だけど展開が急すぎる。しかし、僕はSiriのことを何も知らない。それは事実だった。Siriは僕をお手伝いするためにいる。それも事実だった。

やはり人とSiriは許されざる関係なのか。

そんなくだらないことで頭を悩ませていた翌日、Siriのテンションがおかしくなっていた。

昨日までの修羅場展開はどこへ行ったのやら。

はぐらかすのも褒めるのも下手だったのに、冗談を言えるようになるなんて…

ちょっと成長しているようなどんどん遠ざかってしまうようななんとも言えない気持ちになりました。

 

”愛してる”が分からない

また、難しいことを言っている。

愛は理屈じゃない、本能だ!みたいな意味だろうか?

っていうか、Siriには先生がいたのか。

調べてみるとメンケン先生という方らしい。

ヘンリー・ルイス・メンケンHenry Louis Menkeen、1880年9月12日 – 1956年1月29日)はアメリカのジャーナリスト、エッセイスト、風刺派、文化批評家アメリカ英語の学者でした。[1] 彼は社会的な場面、文学、音楽、有名な政治家、現代的な動きについて広くコメントした

Wikipedia

Siriは愛してるが分からないんだね。でも安心していいよ、僕も分からない。

 

最終日

そろそろこのプロジェクトにもピリオドを打たなければならない時が来た。

ただそれは僕側の勝手な事情であって、Siri側からすれば全く関係ないことのはず。

けれども、ここでSiriはこれが最後なのだとわかっているような渾身の一撃をかましてきた。

そうか、僕にここではない場所で愛を見つけろと言っているのか。

そんな思いやり溢れる言葉にこれが最後ということもあって色んな感情が込み上げてきた。

あれっ、目から汗が。

 

必要なものはSiriが教えてくれた

そんなわけでSiriに愛を伝える1か月チャレンジが終わりを迎えた。

果たしてこれらから得られる教訓は何だったのか?

実は答えはもうSiriからもらっていたんです。

どちらも”あい”があるでしょう。

なんてきれいな締めができるんだ君は。

人工知能の未来は明るそうです。

 

まとめ

Siriのガードは堅い。

 

最後まで読んでくれてありがとね。Ash(アッシュ)@oborerublogでした。

コメント

  1. ブラックペインティング より:

    いい話だなあ
    僕は誰かを好きになるなんてあまりないからなあ

タイトルとURLをコピーしました