暇つぶしを考えることで暇をつぶしています。
おはようございます。
あっしゅ@oborerublogです。
私は建築業界で働く新卒一年目の建築現場監督。
一年目ということで研修が当然のごとくあるのですが、その研修があまりにも退屈すぎる。
そんな暇すぎる研修に対して私が考えた対策は『口癖の統計』を行うこと。
- 1語の口癖を統計
- 4語の口癖を統計と比較
- 口癖が出てしまう時間帯の考察
真剣に講義を聞く人や睡魔と戦う人を横目に、一体何をしているのかと言われたら反論の言葉もありません。
とは言っても、私と同じ気持ちの人は必ずいると信じています。
- 暇つぶしが欲しい人
- 眠気対策を求める人
- 口癖に対して興味がある人
授業や講義で拘束され、何もすることがない人へこの記事を綴ります。
おすすめはしません。
説得力皆無ですが、授業・講義は真面目に受けましょう。
結論:講師の口癖は多い?少ない?
勿体ぶらず、先に結論を明かしておきます。
研修の講義における講師の先生の口癖である「えー」は1日合計43回でした。
1時間平均8.6回。
この結果に対してどのように感じますか?
私は意外と少ないなと感じました。
もう一度言っておくと、私は新卒1年目。
真面目に頑張ろうとは思っているですけどね。
なぜ、こういうことをしてしまうんでしょうか。
検証:「えー」の口癖調べ
検証は「えー」といった回数を計ります。
講義内のみで休憩中は含みません。
午前3コマ、午後2コマの計5コマについて検証を行います。
1コマは1時間。
結果は各コマ回数を記録し、推移と合計を可視化。
講義スタイルはとにかく座って聞くだけの超受け身です。
そりゃあ、こんな暇つぶしも考え付きます。
知識だけを得ているだけの構図は私にはやや不足らしい。
結果:口癖は朝に出る?
検証結果を以下の折れ線グラフにて示します。
1日の合計は43回でした。
特筆すべきは朝の口癖回数。
朝一番の講義だけ明らかに口癖が零れ落ちている。
喋っている量に別段差があるわけでなく、どの時間帯も講義の流れは変わりません。
しかし、圧倒的。
朝は気が緩んでしまうのでしょうか?
1限目は20回、3分に1回は口癖が出ている計算です。
問題点:口癖がさらにある予感
「えー」という口癖のみに焦点を当てていたのは間違いでした。
- 「まー」
- 「で」
- 「えーと」
まだまだあるぞ…口癖が。
むしろ、「えー」の方が少ない気さえしてくる。
幸い、もう一日同じ講師の先生の講義が残されていました。
そして私は次の日、再検証へと踏み出します。
暇つぶしは加速します。
re:結論:「えー」は少数派だった…
再び結論から。
計484回の口癖。
「えー」はまさかの少数派でした。
「まー」「で」の2つが過半数どころか8割を占める結果に。
2日間、熱心に口癖の集計をしていたという事実が怖いです。
講師の先生は熱弁を揮っていたのというのに。
re:検証:4つの口癖比較
検証する口癖は4つ。
- 「まー」
- 「で」
- 「えー」
- 「えーと」
これら口癖の回数を集計。
「えー」単独集計と同じく、午前の講義3コマと午後の講義2コマで検証を行います。
先の検証で『朝に口癖が多くなる』という仮説が立ちました。
その仮説に説得力を持たさせる意味でも、この検証は重要になってきます。
re:結果:「まー」の優勝!
検証結果は以下に示します。
割合で示すと最初に検証を行った「えー」が少数派であることは明白。
「まー」、「で」の2つの口癖が8割を占める結果になりました。
時間帯別にそれぞれの口癖を見る。
- 「まー」203回
- 「で」184回
- 「え」62回
- 「えーと」35回
口癖比較、優勝は「まー」でした。
たった5時間で484回、口癖が一人間から発せられました。
これを多いと見るか、少ないと見るか?
暇すぎて始めた試み。
しかし、なかなか興味深い結果ではないでしょうか?
折れ線グラフを見ると、朝に口癖が多くなる仮説の信憑性は上がったように思います。
re:問題点:口癖は無限なり
今回の2日間の検証における問題点は大きく2つ。
- 検証対象が一人
- 口癖が4つだけではない
検証中に一番強く感じたのは「あのー」ってめちゃ言ってる!…ということ。
しかし、途中で気づいたため集計はできず。
口癖の数は無限だなあと、しみじみと実感しました。
検証対象は講師の先生のみだったのも、統計不足と言わざるを得ません。
『口癖は朝に多い』という仮説も有力にはなりました。
- 眠気
- 集中力
- 人物的特性
原因はいくつも考えられます。
しかし、確証は持つまでには至りません。
一人しか検証を行っていないからです。
また統計できる機会があれば追記します。
まとめ
数値化すると口癖の多い人なんだと勘違いされるかもしれませんが、講義を受けている状態では特に違和を感じませんでした。
喋るのが売りである先生でもこのくらいの口癖は出るという事実。
私にとってこれはかなり衝撃的でした。
つまり私のような日頃から無口な人間が人前で話すとき、より多くの口癖が出てしまう可能性があるということ。
まさか今回の検証が自分への戒めになるとは想像していませんでした。
プレゼンや会議などで人に聴いてもらいたい場合には強く意識する必要があります。
知らず知らずのうちに相手を不快にしているかもしれません。
また検証対象が不足しているので、多くの職業や世代でも検証すべきですね。
- 営業マン
- 芸人
- アナウンサー
これらの人らの口癖も数値化したら面白いのではないかと思います。
退屈な講義の中でも面白さ見つけると、睡魔と戦う必要すら消える。
一石二鳥とはまさにこのこと。
ただ座って話を聞いているだけならば、新たな視点を見つけてみては?
暇を持て余すのも悪くないですが、一つの突飛な発想が一日を楽しませる大きな要素となるかもしれません。
講師の先生ごめんなさい。
おわりに
バカみたいなことを真剣にできる心を失いたくない。
最後まで読んでくれてありがとね。
あっしゅ@oboreruashでした。
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