[挫折シリーズ]期待して建築学科に入学すると地獄を見ます。ブラックオブブラック。

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雑記

こんにちは!

Ash(アッシュ)@oborerublogです。

建築学科に所属してほとんどの単位を取得した感想は「ただの地獄だった…」です。

  • 大学で建築を学びたい
  • 将来、建築関係の職に就きたい
  • 建築って何するの?

という思いを持った人に読んでいただきない記事になってます。

自称進学校・普通科から建築学科に進んで絶望した思いを汲み取ってください。

始まる前に差はついている

差建築学科にはいろんな人がいます。まぁ、それはどんな学部・学科にも言えてしまうことですが、具体的に建築学科にはどんな意志や思いを持った人たちが集まるのか?

ざっくりと挙げるとこんな感じ。

  • デザインが好きな人
  • 設計図が好きな人
  • 模型が好きな人
  • 建設現場が好きな人
  • 都市計画が好きな人
  • 建築が好きな人

大きな枠だとこんな人たちの集団が出来上がります。

建築に興味がある人は自分がどれに当てはまるのか考えてほしい。

危険なのは最後に上げた『建築が好きな人』です。きっとこれに当てはまった人はなんとなくで建築を捉えているのではないでしょうか。

というか、僕がまさにこれです。建築を見て「あー、このビルかっこいいなぁ」程度にしか感じていなくて建築士って自由でいいなと思っているだけ。

その程度の小さな熱量で決めてしまうと地獄を見ます。

図面が好きな人はもう入学前に雑誌を熟読して設計図を模写している。僕はちゃんとした図面なんて教科書を開くまで見たこともなかった。

デザインが好きな人は建築家の名前を何人も上げることができる。僕は建築家なんて一人も知らなかった。

建築現場が好きな人は何度も訪問した経験がある。僕はインターンシップで初めて仕事をしている人たちを見た。

男子大学生が施工管理のインターンシップで10日間も建築現場に行った感想を書きます。
施工管理、いわゆる建築現場監督のインターンシップに行ってきたので感想をつらつらと書き殴っていこうと思います。コミュニケーションが重要・若手の仕事内容・残業はどうなのか?こんな感じで10日間参加したので、いろんな話や体験ができました。

どうでしょうか。あなたには彼らと一緒の空間で勉強できそうですか?

この人たちを見て「あ、建築って僕そんなに好きじゃないのかも…」と思うようなら建築学科は残念ながら向いていません。

始まる前に差はついています。

あなたは差をつけている側・差をつけられている側のどちらでしょうか。

本当に自分がやりたいことは建築なのか?

製図と模型の地獄

製図 模型

設計の授業では自分の考えた案を発表するのが一般的です。

発表する際に必要なものはたくさんありますが、基本は二つ。

  • 図面
  • 模型

これらがないと始まりません。

設計の授業はエスキスという作業が中心になります。

エスキスとは、担当の先生や教授などと相談しながら自分の案をブラッシュアップする工程。授業のほとんどがこれです。

授業全体の流れはこんな感じ。

  1. コンセプト設定
  2. エスキス
  3. エスキス
  4. エスキス
  5. エスキス
  6. 図面・模型完成
  7. 発表

エスキスでは自分の考えを先生や教授に伝えます。つまり、図面とスタディ模型(企画段階の模型)を各授業にブラッシュアップしたものを作成し持ってこなければいけません。

週1で設計の授業があるとしましょう。毎週、図面作成・模型作成を繰り返します。

そして、恐ろしいのは図面と模型には完成がないところ。

こだわろうとすれば、どこまででも作業することができてしまいます。

こんなのは好きでなければ、ただの地獄です。僕は一時期、耐えきれずに逃げ出しました。

学校サボって、バッティングセンターで空振りしまくりの一日を過ごしたり。

「毎週ちゃんとやってくる人間は頭がおかしいんだ…」と自分を正当化するのに必死。

時間も心も余裕などは全くありませんでした。

図面・模型は鬼作業。

設計は自由という認識

設計図面

「建築は自分の思うままにデザインすることができる!」というのは幻想です。

設計の授業を担当していた設計事務所を持つ先生の「自分のやりたいことの優先順位は建築において一番低い」という言葉が印象に残っています。

その先生が提唱する優先順位がこちら。

  1. 社会
  2. 建築
  3. 自分

『自分』の優先順位がなぜ低いのかと言ったら、建築は自分が使うものではないから。

お客様満足のため・街の発展のため・社会貢献のため。つまり、自己満足からは何も生まれないということです。

社会的な問題を解決する空間を目的として、建築に昇華させます。そこに自分のやりたいことを付加する。

というのが、これからの時代で必要な考え方だと先生は何度も伝えてくれました。

自分主体の自由は間違い。

デザインの能力は必須

建築デザイン

建築は芸術的側面を持つ分野なので、当然のようにセンスが必要不可欠です。

努力次第でセンスは磨くことができるかもしれませんが、デザインの能力はさまざま。

  • CAD(図面作成ソフト)
  • Illustrator(プレゼン資料編集ソフト)
  • Photoshop(プレゼン資料編集ソフト)

一言でCADと言っても、二次元や三次元など種類はたくさんあります。理想は三次元を使えたほうが良いですが、まずは二次元からがおススメ。

CADをマスターしようと思うと鬼のような時間を費やします。

ただ、図面を描くという最低限のラインをクリアするだけなら労力と時間はかかりません。

問題なのは使えたところで図面が描けたところで、センスがないという現実に直面してしまうこと。

建築学科には二種類の人間がいます。

  • センスを伸ばし苦労しながらも成長する者
  • センスがなく理想に近づくことすら許されない者

「世界は残酷なんだから」と進撃の巨人のミカサも言っていました。

センスは磨くものだと言われますが、磨くまでもなく輝いている人は普通にいます。

受け入れられない才能が現実には当然のように存在するので、諦めるところは諦めましょう。

ただ、センスは磨くものという言葉は本当だと僕自身感じています。

個人差はあれど、成長は必ず実感できます。

自分を天井を早い段階で決めず、ほどほどに頑張りましょう。

能力=才能×努力×努力×…×努力

就活・就職先の絶望

建築の就職先をあなたはどのくらい言えますか?

言えたから優秀だとかそういう話ではありません。選択肢って色々あるんだよ、ということをお伝えしておきたいというだけです。もちろん、建築という分野だけに限らず。

  • 設計事務所
  • ゼネコン
  • ハウスメーカー
  • 不動産
  • 公務員

本当にざっくりと言うとこんな感じ。

建築というと設計、設計、設計と図面を描いて建物のデザインをするというイメージが強いですよね。

設計は魅力的な仕事のため競争率も激しいです。大学院を卒業していないと、有名な設計事務所に入ることはできません。なので、自分の大学が名の通った場所かが重要です。

また、学生時代にコンペ(設計のプレゼン大会)で入賞経歴などの結果を残していないと厳しい世界。

ゼネコンはいわゆる現場監督として入社する人が多め。施工管理という職種にあたります。

僕の大学の建築学科は大半が施工管理へ進んでいます。

僕もインターンでお話を伺いました。正直なところ、お給料はかなりいいです。

ただそれは、残業があるから。昼休憩では社員が全員爆睡でした。

男子大学生が施工管理のインターンシップで10日間も建築現場に行った感想を書きます。
施工管理、いわゆる建築現場監督のインターンシップに行ってきたので感想をつらつらと書き殴っていこうと思います。コミュニケーションが重要・若手の仕事内容・残業はどうなのか?こんな感じで10日間参加したので、いろんな話や体験ができました。

ハウスメーカーや不動産は設計部で働く内定をもらったのに営業部に配属されたという声をよく耳にします。

ゼネコンから公務員に転職した人から聞いた話では「建築を選んだ以上、何かを犠牲にしなければいけない」という悪魔的な回答をいただきました。

ちなみに公務員はめちゃめちゃ楽です。

就職も普通に絶望。

まとめ

建築

在学中も就職後も地獄です。

  • 図面と模型の苦悩
  • 自分のセンスに落胆
  • 就職しても自由の翼は手に入らない

これらの事実を目の当たりにしても、「建築大好き!」という人間は基本的に何かしらの変態。

僕の学科にもそういう輩が数名ですが確認されています。

建築学科に入りたいと思っている学生はよく考えて選択しましょう。

後悔だけはしてほしくありません。もうすでに建築学科で地獄を見ている方は諦めて頑張りましょう。

僕は建築大好きでけど。

地獄で絶望しても没頭すれば楽しくなる。

最後に

おすすめなのは建築に進学しないこと。

進学してしまった人は建築以外に就職すること。

By:建築破滅人類

 

最後まで読んでくれてありがとね。あっしゅ@oborerublogでした。

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