こんにちは!
Ash(アッシュ)@oborerublogです。
高校生諸君に届けたい。これは失敗談である。
まぁ、正直言うと誰でもいいから聞いてほしい。
- 受験勉強に励む人
- 大学受験に落ちた人
- 就職するから受験なんて関係ない人
今、勉強を頑張っているかどうかは関係ない。
つまり、同じ間違いをしてほしくないというだけの話。
背伸びして受験して挫折
口を開けば「眠い…」、そんな高校生でした。
推薦入試で高校受験はあっさり進学校に合格。
そして、高校では全く勉強をしなくなった。もともと中学から勉強をしていなかったので、高校に入っても変わらずだった。
くだらない高校生活
中途半端に勉強して定期テストでまぁまぁな順位に入ってしまう。これがまず最初の失敗だったと思う。身についたことなんて何ひとつないのに。
そんなことをくり返して気づけば3年。受験生になっていた。特別進学クラスに振り分けられることに。
国公立大学を目指すクラスの中に揉まれ、両親も当然のごとく僕が国公立大学に進学するのだと思っていたと思う。
センター試験で国公立大学など目指すに値しない点数を叩き出す。
にもかかわらず、ここで僕が最大の失敗を犯してしまう。
背伸びして国公立大学を目指すことを決めたのだ。
つまり、周りに流された。
その先が地獄であることは明白すぎる。
自惚れた結果
第一希望から第四希望の大学は全て別の大学。一応は滑り止めとして私立大学の受験もしていた。
- 第一志望:国公立大学 前期試験 不合格
- 第二希望:国公立大学 後期試験 不合格
- 第三希望:私立大学 不合格
- 第四希望:私立大学 合格
第四希望の私立大学はどのくらいのレベルか説明を加えると、いわゆるFラン大学というヤツだ。
何を考えているのか僕は試験の半分は寝ていた。それで合格通知が来てしまうほどだから、どんな大学かはお察しくださいといったところ。
国公立大学を目指す人が大半というクラスだったので、留年を選択した人も中にはいた。
僕はもともとそんな熱い気持ちはないのでその第四希望の私立大学に進学することに。
要するに、諦めて逃げた。
これが僕の大学受験失敗の流れである。
あの時の母親の涙をときどき思い出す。
なぜ挑戦したのか
いったい何を血迷って無謀と言えるような国公立受験をしてしまったのか?
理由は至って単純で、周囲の頭の良さに溺れていたから。
センター試験が終わって自己採点をすると、いろんな人が出てくる。
今まで一番の点数が取れた人・まぁ大体予想通りの人・そして僕のように最悪の点数を取る人。
ただ、クラス内で「最悪の点数だった~」と嘆く人も僕から見れば可愛いもの。
国公立受験を目指すことができないレベルは僕くらい。
そこで僕は自分を受け入れることができなかった。周りに置いて行かれたという事実から逃げた。
勉強しなかったことはもちろん悪い。真面目に授業を受けずに寝てばかりいたのも大問題。高校時代の僕はそう感じていた。
でも、今となってはそれは些細なことのように思う。
愚かだったのは『結果を受け入れず、自分を受け入れなかった』こと
それが大学受験の最大の失敗。
どんな結果をイメージしていたのか
研究に没頭して、カワイイ彼女とイチャイチャ。
第一志望に合格して、楽しい大学生活。
そんな甘すぎる想像ばかりしていた。その時の自分に言ってやりたい。「頭、お花畑かっ‼」と。
- センター失敗から二次試験で逆転合格
- 意識高い大学生活を送る
- 社会で活躍できる大人になる
こんな夢のような妄想ともいえる考え方をしていた。
高校受験はなんとなくで上手くいったし、どうせ何とかなると思っていた。
心理学的に言えば正常性バイアスがはたらいていた。今回もなんだかんだで大丈夫だと思ってしまった。
根拠なんて微塵もないのに。
現実はどうだったのか?
そんなものあるあるはずもなく、地獄の大学生活。
イメージしていた生活とはまさに天と地ほどの差が。
- センター失敗して、二次試験は当然不合格
- やる気など全くない大学生活
- 社会で活躍できる社会人になれるビジョンなど皆無
これが進学校で何も勉強してこなかった人間の末路だ。
あまりにも醜い。
両親は国公立に進学させたかったのだろう。「塾に行かせるから——」と強く浪人を勧めてきた。
逃げることしか選択肢にない僕にはとてもできない決断だった。
入学してからもクズっぷりは続く。おそらく性根が腐っているのだろう。
授業はサボる、単位も落とす。進級はできているものの、このままでは卒業できるかも怪しいところ。
実際、卒業できたところで意味など全くない。なぜなら、大学に入学して身に着いたことなんて何もないのだから。
そうして、今に至る。
反省点と今後の方向性
過去を振り返れば後悔しかない。そんな僕でも思うことがある。
『今からできることをやるしかない』と。
何もしたくないと僕の本能は訴えているがそんなクズ思考に捕らわれているようでは一生前に進めない。むしろ地の底に沈んでいくだけ。
就職は後悔したくない。最近はインターンシップとか将来のことを真剣に考えるようになってきたと思う。
自分は才能もないくせに努力をしなかった。まぁ努力していたら成功していたかと言われると、それに関しては議論の余地はある。
何もない自分を受け入れる。これは絶対に必要だと今になって思う。
まとめ
以上が僕の失敗談になるわけだが、どうだっただろう?
成功した人からすると、鼻で笑われるような話だったかもしれない。
けれど、ごくわずかな人にでもこの気持ちが届いたらなと思う。
- これから何かに挑戦する
- 何に対しても無気力
- 全てが何とかなると思っている
でも何かに気づくときって、大抵の場合って手遅れになってからですよね…
体験談なんかには『~底辺からの逆転劇!!~』なんて見出しを頻繁に目にします。
勝手な持論ですが僕は成功例よりも失敗例を参考にすべきだと思う。
成功した人と同じ行動をとっても成功する保証はどこにもありません。しかし、失敗した人と同じ行動をとらなければその失敗をすることはないんです。
いろんな話を聴くことは大切なことですが、人の数だけ成功があります。その一つひとつの成功の達成方法は同じ到達点でもすべて異なるもの。
あくまで人の話は参考になるだけで自分が成功するための保証になんてならないってことです。
偉そうに語ってしまいましたが、僕はどんな些細なことでも頑張る人を心から尊敬します。
僕は頑張るという選択をしなかったから。
他にも挫折シリーズ書いてみよっかな。
最後に
今日も授業サボってしまった。
最後まで読んでくれてありがとね。Ash(アッシュ)@oborerublogでした。
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