こんにちは!
建築学生ブロガー、あっしゅ@oborerublogです。
あなたは一人称に何を使っていますか?
このブログやTwitterでは『僕』を採用しているのですが、就職活動を通して一人称『私』に変えるべきかを悩んでいます。
改めて考えてみるといくつもの一人称があって日本語難しい…
そんなわけで、いくつか一人称をピックアップして、それに対する考え方をまとめてみました。
現代社会の一人称
この記事を描こうと思ったのは、数年ぶりに小説家の村上春樹さんの新作『一人称単数』が出たのがきっかけです。
それから一人称をこれからどうするべきなんだろう?と漠然と考えるようになりました。
現代社会には意外と多くの一人称が転がっているのでみていきたいと思います。
私
女性でも男性でも使うことができる万能な一人称。
仕事上の一人称として使われる機会が多いです。
就職活動で『私』を使うのは、今まで使用頻度ゼロの単語だったので違和感満載でした。
プライベートにおいて女性が『私』と言っても別段何も感じませんが、男性が『私』と言うと少し大人の色気を感じるのは気のせいでしょうか?
このブログではこれまで『僕』を一人称として使ってきましたが、独り言を綴っているNoteでは『私』を採用しています。
ブログのように文字で表現する場合は『私』の方が使いやすいかもと感じているのが正直なところ。
僕
若い男性に多い一人称。
大人になって『僕』を使うと少し子供っぽくみられる可能性もありますが、それも個性なので性格に合っていたら良いんじゃないかなって思います。
稀有な例を挙げると、女性が使う『僕』。
僕っ子・ぼくっ娘なんて呼ばれ方をします。
おそらくゲームやアニメなどの子ども時代の環境が強く影響していると思われます。
個性的ですが一般的な女性の在り方とは逸脱してるとも言えるので、他の女性からは敵視されてしまいそうです。
『僕』って、どこか優しさを感じさせる一人称ですよね。
俺
おそらく男性しか使わないであろう一人称。
『私』『僕』と比べても男らしさをより感じさせるものだと思います。
日常生活では最も使う人が多いかもしれません。
高校のときに「あっしゅって”お→れ↗”じゃなくて”お↗れ→”っていうイントネーション”だよね。」と友人に言われたことがあります。
無意識だっただけに、逃げたくなるほど恥ずかしかったのを覚えています。
自分
若者の間で意外と浸透しているのが『自分』という一人称。
これは男性・女性ともに使いやすい気がします。
『僕』『俺』『私』のどれもピンとこない…という人が使うイメージ。
失礼だとも感じませんし、プライベートにも仕事にも幅広くできる優れものです。
わい
こちらも若者の間で使われる一人称。
ただ大きく異なるのは仕事で使うと”クセの強いやつ”というレッテルを貼られてしまう可能性があるということです。
仕事で「わいは————」なんて会話になったら絶対相手は吹き出します。
プライベートでの使用が一般的です。
個人的に問題視してるのは『わい』の賞味期限。
めまぐるしく変化するこの時代では、数年後には死語になっている気がします。
あたし
『私』の砕けた一人称。
女性が使用するのが一般的ですかね。
柔らかさがあって『僕』と同じような印象を受けます。
自分の名前
名前を一人称にするパターン。
個人的には苦手なタイプです。
どうしても自分が大好きなイメージを持ってしまいます。
絶滅指定一人称
現代社会ではまずもって耳にする機会のない一人称。
- 数百年前
- アニメ
- 漫画
- 中二病患者
このあたりの人たちが使うであろう一人称もみていこうと思います。
余
HUNTER×HUNTERのメルエムがまず出てくるのですが、いかがでしょうか。
「余の儀にあらず」という協調の言葉で使われるように、絶対無二な唯一な存在の一人称というイメージがあります。
吾輩
猫。
名前がまだ無さそうな雰囲気がします。
私め
めちゃめちゃ下から出てきてる一人称。
主従関係がはっきりしてそう。
儂
物語シリーズの忍野忍(キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード)がまず出てきてしまいます。
後は、仙人みたいなお爺ちゃんがきっと使ってる。
拙者
武士。
特に何のイメージもない。
わちき
花魁のような色っぽい女性ってイメージ。
現代社会で使ってたら、大人の女性キャラを目指してるんだろうなって思うかな。
稀有な一人称は主張が強いから間違いなく印象に残るね。
絶対使わないけど。
就活生・社会人における一人称
まぁ、『私』が良くも悪くも一般的というか常識ですよね。
議論の余地はない気がします。
自分の就職活動を振り返っても当たり前のように何の疑いもなく『私』を使っていました。
ただ、改めて考えると違和感があります。
なぜ『私』を使うことが良いとされるのか?
僕の考えた結論としてはマイナスな印象を抱きにくい、という点が大きな要素だと考えました。
『俺』『あたし』を使う人たちは前に前にという姿勢ばかりが出て、自分の意見を押し通しがちと捉えられる可能性もあります。
仕事で使うには少し強い口調かもしれません。
対して、『僕』なんかは柔らかみのある口調なので別に仕事で用いられてもマイナスな印象はない気がします。
『私』より弱々しいという点は多少あると思います。
仕事でマイナス印象を防ぐ『私』は確かに有効かもしれませんが、プラスの働きをしてくれるとは正直考えにくいです。
取引先や仕事相手に覚えてもらうという点で語るならば、『余』『妾』なんかを現社会で一人称とすることでこそ効果があると思います。
そんな個性に振り切った人は絶対に頭に残りますからね。
まぁ、同調圧力の強い日本で我が道を行くのは相応の覚悟が必要でしょう。
考ええるだけでも周りの視線が怖いです。
『私』がマナーなんて勿体ない
英語で『私』は ” I ” としか表現がありません。
相手が家族でも親友でも社長でも同じ。
対して、日本語には比較にならないほど表現パターンがあります。
これは日本語の大きな特徴の一つです。
しかし、社会に出たら『私』を使用するのが慣習だー!と言われてしまいます。もったいないと感じませんか?
これだから日本人は集団として優秀でも、個性がないと言われてしまうんです。
個性を出せる道具がいたるところに転がっているにもかかわらず…
以前の記事で『一億総オリジナルサイン社会』の提唱者(自称)になりました。
一人ひとりが”myサイン”を持つことで個性が爆発するという理論展開です。
つまり、言いたいことは「みんな違っていいじゃない!」ってこと。
日常生活で『余』とか使う人がいたら絶対面白いですよね。
『あちき』とか古風な女性がいたら思わず振り返りますよね。
だから『私』にすべきとか、縛る必要はない気がします。
まとめ
女性の一人称は結局のところ『私』しかないのかなって思います。
自分の名前を使っているよりも『私』の方が清楚感?がなんとなくあるかもしれません。
男性は逆にいろんな選択ができる分、難しいところがあります。
一人称が豊富なはずなのに、同調圧力で実際には指定されているような気がします。
当たり前のように『拙者』を使う人に会ってみたいです。
ブログの今後の方向性も考えた結果…
これから、ブログでは『私』を使っていくことに決定しました。
大人な男性になります。
最後に
公私ともに『私』を使う男性って魅力的に感じます。
最後まで読んでくれてありがとね。
あっしゅ@oborerublogでした。
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