こんにちは!
Ash(アッシュ)@oborerublogです。
なんとなくIT企業のインターンシップに参加してきたので感想を書き殴ります。
僕はITというものに関しては全くの無知なので未知なことばかり。勉強させていただきました。
- プログラミングだけがITではない
- AIに仕事を完全に失われることがない
- 半日で詳細まで把握するのは難しかった
- 実際の業務が具体的にイメージできない
IT初心者の僕にとってはとても有意義なインターンシップでした。
IT業界の縮図
ITを大きく分けるとこんな感じ。
第四次産業革命によってIT業界をはじめとする産業が大きくかわると言われています。
その革命を代表する技術がこの四つ。
- IoT
- AI
- ビッグデータ
- ロボット
社員の方に「何があるでしょう?」と聞かれ、自信満々に「5G‼」と答えたら見事入っていませんでした。
この第四次産業革命が起こることで僕たちの周りではどんな変化が生まれるのか?身近なものの例として、自動運転や医療ビッグデータなどが挙げられます。
これらによってITというものが世界の中心を担うようになります。
それは単に便利になるというわけではありません。
人命に影響が及ぶ可能性が高くなり、それに対する責任も大きくなるということです。
システム開発とSIer
システムの企画から構築・運用サポートまでを一括で請け負うサービスをシステムインテグレーション、通称:SI (エスアイ)。SI 事業を行う人や業者のことをSIer(エスアイアー)と呼びます。
クライアント(発注者)はSIerに発注して請け負ったSIerは必要に応じて他の開発会社に協力を仰ぎます。システム開発ではこのような形をとるのが一般的だそうです。
この形なら、クライアントは一つの会社にシステム開発を依頼すればいいので楽ですからね。
建築業界の受注から設計・施工・管理を一括で請け負うゼネコンとすごく似ているなと感じました。
システムエンジニアはオムライス調理と一緒
突然ですが、質問です。
あなたは友達のためにオムライスを作ります。その際にどんな工程が必要ですか?
インターン中にも同じ質問をされました。それなりにいろいろと思い浮かんだことを答えていきましたが、いまいち質問の意図がくみ取ることができませんでした。
ポイントは自分のために作るのではなく、友達のために作るオムライスであるということ。
そして、正解はこんな感じ。
- 友達の好みを把握する
- どんなオムライスにするか考える
- 買い物をして、レシピを作る
- 細かなところまで考える
- 調理
どうでしたか?僕は友達の好みを把握するという項目を全く考えていませんでした。ケチャップが好きなのか、デミグラスソースが好きなのか?ご飯はパラパラなものが好きなのかどうか。考えなければいけないことは山ほどあります。
さぁ、このオムライスの工程から何が分かったかというと、なんとシステムエンジニアの仕事が分かるんです。
システムエンジニアはプログラミングだけ行えばいいというわけではありません。
システム開発の工程も5段階に分けることができます。
- 要求分析
- 要件定義
- 基本設計
- 詳細設計
- 実装(プログラミング)
どうでしょう。オムライス作りと同じように見えませんか?
ITと聞くとプログラミングというイメージが浮かびがちですが、実際のところは実装という一つの工程にしか過ぎません。
ITシステムはプログラミングのみではなく複数の工程を経て作られていることが分かりましたね。
AIに奪われる仕事とは?
新しい技術が登場すると、それに伴って仕事に変化が起こる。第四次産業革命の中でも頻繁に話題に上るのがAIの存在だと思います。
AIの技術が向上すればするほど人の仕事はどんどんなくなっていく。そんな噂をよく耳にしますよね。
『なくなる』と『なくならない』の違い
でも、実際のところはどう何だろうか?『なくなる仕事』と『なくならない仕事』の違いは何なのか。
インターンシップ先ではこのように分けていました。
『なくなる仕事』
- ホテルのフロント
- 医者
- プログラマ
『なくならない仕事』
- スポーツ選手
- アーティスト
- 営業
なくならない仕事の特徴としては、感情やクリエイティブさなど技術的に代替不可能な仕事・市場が狭かったり人件費が既に安いという理由で代替する経済的メリットが乏しい仕事・倫理や責任などの面から社会的に人がやるべき仕事などが挙げられる。
ロボットが歌っている姿を見ても、凄いと感じても感動まですることはないですよね。ONE OK ROCKの曲をロボットに歌われても心に響きません。
仕事の二極化
『なくなる仕事』として挙げたものは残念ながら人間の活躍が減っていくことが予想されます。それでも完全になくなるとは限りません。
ホテルのフロントはロボットへと移行していきますが、5つ星ホテルには”おもてなし”や人の温かさなどが求められます。
医者よりも医療ロボットの技術が上回り活躍する場が減っても、判断やカウンセリングはロボットには倫理や責任という面でできません。
自動プログラミングというものが登場しても、新言語の開発は人にしかできないでしょう。
このように単に『なくなる仕事』と言ってしまうと人はいらなくなってしまうと思いがちですが、そういった考えは間違いだということです。
AIとの共存
じゃあ、『なくならない仕事』を選べば安全なのか?と言われるとそうでもありません。
営業を例に解説しましょう。営業の仕事は大きく4つに分けることができます。
- ヒアリング
- 提案
- 契約
- アフターフォロー
営業はヒト対ヒトの仕事なのでAIが入る余地はない気がします。ただ、こうして仕事内容を並べてみるとAIで自動化できそうなところがありませんか?
実際、3の契約にあたる部分はAIによって自動化が進んでいます。
『なくならない仕事』と呼ばれるものでも、従来と全く変わらないなんてことはありません。
部分的にAIが導入され共存するような形態になっていきます。
インターン先の業務
じゃあ、何をするのかというと『検証』呼ばれる業務。それはAIに仕事を奪われないのかという疑問に社員の方はこう答えてくれました。
「これからはAIを使って仕事をしていく。」
- Testing For AI(AIを検証)
- AI For Testing(AIと検証)
検証作業にAIを使っても、そのAIが正しく検証を行えているかは分かりません。なので検証しているAIの検証が必要になります。すべての作業をAIには任せられません。
つまり、どこかで人の手が必要になるということです。
グループワーク:地図アプリを作ろう!
システム開発では5段階のうちの最初にあたる『要求分析』がとても重要であると教えていただきました。オムライス作りで言うところの『友達の好みを把握する』部分です。
そのために用意されたグループワークが、
『地図アプリを作ろう!』というものでした。
システム開発と同じように段階を踏んで考えるのがルールです。
- ターゲットの想像
- ニーズの把握
- 機能と優先度の決定
- コンセプトとキャッチコピー
- スマホ画面のイメージ
- 発表
- 社員さんからのフィードバック
是非、これを読んでいるあなたも考えてみてください。なかなか難しいんです。
僕たちのグループは社会人が就活生に情報を提供できるような地図アプリを作成。
フィードバックからさらに案を見直して、もっともっと時間をかけて面白いモノに仕上げたかったなという気持ちで完全燃焼とはいきませんでした。
まとめ
IT業界のことをほんの一部でも知ることができたので収穫は充分にあったと思います。
- AIの発展に伴う仕事の変化
- システム開発の手順と求められるもの
これらの知識を少しでもインプットできたのが良かったです。ほかの業界にもつながるようなお話ばかりでした。
第四次産業革命だけでなく世界の成長スピードというのは恐ろしく早くなっています。そんな中で僕たちが身につけていかなければならないスキルは何でしょうか?
『正解がない中で「これをすべき」という課題を自ら設定する力』が必要になります。
そんな力を大学生のうちから高めていきたい。そう思えるインターンシップでした。
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最後に
オムライス食べたい。
最後まで読んでくれてありがとね。Ash(アッシュ)@oborerublogでした。
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