勉強期間14日で現場監督が働きながら簿記3級を取得する。社会人でも2週間独学でOK!

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資格

食べ終わった食器を頻繁に洗面所に運んでしまいます。

おはようございます。

あっしゅ@oborerublogです。

知識ゼロから14日で簿記3級に合格しました、ので取得後の変化や勉強方法について細かく共有します。

  • 簿記取得を考えている方
  • 3級を飛ばして簿記2級の取得を考えている方
  • 独学で良いか不安な方
  • テキスト選びで迷走中の方
  • 取得までの道のりの具体例が欲しい方

上記で悩める方のため、この記事を綴ります。

ぶっちゃけ簿記3級を取得することで人生が大きく変化することはありません。

しかし、社会人の基礎知識として多くの企業から評価される資格です。

悩むのはこの記事で終わりにして、新しい自分を見つけに行きましょう。

会計士や税理士など難関資格への思わぬ第一歩になるかもしれませんよ。

結果:78/100点で見事合格

14日間の学習の末、78/100点で合格を果たしました。

ま、まぁ余裕でしたよ…

第2問が完全初見だったので全く分かりませんでした。

しかし、第1問の仕訳と第3問の財務諸表の二つで合格ライン70点を突破していました。

結果的に配点に救われる展開に。

合格には変わりありません。

14日で短期合格できました。

3級は独学で問題なし

社会人の簿記完全初心者の私は独学で合格しました。

独学か?スクールか?悩めるあなたへ。

結論:独学一択、迷う余地なし。

全く問題ありません。

スクールに通って、基礎から確実に学んでいく方が良いのでは?

という、疑念はいりません。

そんな疑念は犬にでも食わせておきましょう。

なぜなら、基礎しかないからです。

独学で十分に対応できる難易度。

テキスト&問題集の選び方

テキスト1冊、過去問または予想問題集1冊のみ購入しましょう。

1冊づつだけ、これが大事です。

何冊も購入する行為は自己満足でしかないので、絶対NG!

私が購入したのは『スッキリわかる』シリーズ。

この2冊のみで簿記3級を取得しました。

内容が必要最低限にまとめられているため、問題演習に一早く取り組むことが可能です。

私の持論としては、過去問は絶対に必要ではないです。

大事なのは実際の出題形式に慣れること。

『スッキリわかる』シリーズの予想問題集はその点を十二分に網羅できています。

テキストの対抗馬としては『みんなが欲しかった』シリーズです。

内容については、どちらを選んでも学習成果に差異はありません。

強いて言えば、『みんなが欲しかった』シリーズはカラーである点が大きな違いでしょうか。

教材選びに悩む暇があるのであれば、一秒でも早く学習に取り組みましょう。

過去問は必要なし。テキスト&予想問題集は1冊を集中的に。

My学習スケジュール公開

何を隠そう私のスペックは非常に低いです。

  • 偏差値50以下の大学卒
  • 職業:建築現場監督
  • 資格:なし
  • 会計に関する知識ゼロ

こんな私が2週間で合格するので、学習に対する不安などここで捨て置きましょう。

以下に、14日で簿記3級合格をしたスケジュールを公開します。

ここから詳細に学習スケジュールを共有します。

使用する教材は『スッキリわかる』シリーズの2冊のみ。

Day1-4

まず1周だけ、ざっくりとテキストを読みましょう。

意識するポイントとしては、

  • 細かい部分にこだわり過ぎない
  • 問題を解いてから戻ってくれば良い精神
  • 全体像を理解する

例えば、初めて簿記を学習する方には『借方・貸方』の言葉に躓くかもしれません。

そこで意味について詳しく考えたりするのは勿体ないです。

そういうものだと割り切って進めていくと、自然と問題を解いていくうちに自分の中で当たり前のものになっていきます。

「この場合はこういう仕訳をするのかー」と簡潔に理解できていれば、何も不足はありません。

どの勘定科目も見たことあるな、くらいが目標です。

最初は全体像を把握することを意識。

Day5-7

テキストの問題を解いていきます。

現時点ではテキストを1周読み込んだだけです。

知識の定着は薄く、忘れている部分が多いでしょう。

それでもいいんです。

まずは解いてみる。

間違ったり分からない問題があれば、すぐにテキストの該当部分に立ち返り復習します。

テキストの問題は基本的な仕訳の問題ばかりです。

仕訳の問題に触れつつ、テキストを復習することを目的とします。

テキスト問題も1周すればOKです。

分からない部分を一つずつ潰していく。

Day8-11

ここからは予想問題集を解きまくります。

まずは1周目。

  • 実践形式の問題に慣れる
  • 不明点を一つずつ潰す
  • 制限時間の意識
  • 自分の実力の素直に受け止める

目的と意識すべきは以上の通り。

特にテキストの問題と異なる点は仕訳の勘定科目を記号で答える点。

実際に回答用紙に書いて慣れておくのが良いと思います。

とは言っても、まだテキストをざっくり読んで基本問題を解いただけです。

おそらく合格点には達しないと思います。

一向に構いません。

ちなみに私の第1回の点数は30点でした。

ここから私は合格をしているので心配一切ご無用です。

寧ろ私よりも1点でも上ならば、羨ましいほどに優秀。

合格点に達していないことを悲観せず、喜びの舞でもしていてください。

実践形式に触れて自分の実力を確認。

Day12-13

いよいよ終盤戦です。

予想問題集を1回ずつ復習して解いているのであれば、2周目に突入する時には点数が格段に上がっていると思います。

2周目もやることは同じです。

問題を解き、間違えた問題の復習。

これの反復演習しかありません。

もう一つ意識するとしたら、『合格点』というものを意識してみましょう。

これが試験だったら…

合格する自分をイメージしましょう。

恥ずかしながら、私の予想問題集の得点の推移も公開します。

2周目は第6回までしか進めていません。

なんとなく自分の中で行ける!と思ったからです。

結果は78/100点とギリギリでしたが。

1周目の30点と比べたら、大きな成長ですよね。

右肩上がりに点数は伸び、合格ラインを越えて安定するようになりました。

やればやるだけ成長します。

合格点を出せるまで反復練習。

Day14

ここまで14日間。

最後は軽い復習で大丈夫です。

よく間違えた仕訳をおさらいする程度にしましょう。

たかが3級でも緊張は当然します。

過度な緊張は自分を委縮させますが、適度な緊張は集中力を高めます。

緊張とは仲良く同居しましょう。

無根拠な自信は必要ありません。

14日間コツコツと積み上げてきました。

あなたは根拠のある自信をすでに兼ね備えています。

合格を搔っ攫いましょう。

積み上げた自信をもって臨むこと。

実践形式の問題に早く触れること

学習スケジュールを計画する上で大切なコトは以下の通り。

  • テキストはざっくり
  • 実践形式の問題に早く触れる
  • 分かるをできるに変える

テキストの読み込みと問題を1周としたのは、実践形式の問題に一早く対応するためです。

どうですか???

スケジュールや点数の推移を公開しながら解説しましたが、それほど難しいことをやっていないことが分かっていただけたかと思います。

加えて、私は社会人なので1日学習漬けということはただの一度もありませんでした。

建築の現場監督の仕事は月-土までで日曜日は体力回復するので精一杯。

毎日2-3時間を簿記3級の学習に当てていました。

これが14日なので総学習時間は約42時間ですね。

深夜まで残業に追われている社会人の方以外なら達成するのは難しくないでしょう。

14日で合格を掴むことは非現実的でないことをここに断言します。

早く予想問題集に触れ、分かる→できるへ昇華。

ネット試験を活用すべし


簿記にはネット試験なるものが存在します。

通常の筆記試験は2月・6月・11月に試験が行われていますが、ネット試験では自分で設定した試験日にテストセンターで受検することができます。

私は簿記3級取得にあたって、このネット試験を選択しました。

ぶっちゃけメリットしかありません。

  • 受検日時の指定ができる
  • 難易度が安定している
  • その場で合否が分かる
  • 不合格でもすぐ再度受検できる

筆記試験の方は合格率を見てみるとバラつきが大きいです。

対して、ネット試験は合格率が比較的安定しているよう感じます。

合格率約4-5割のネット試験と合格率2割台の回がある筆記試験。

どちらを取るかは明白ですよね。

簿記 受験者データ | 商工会議所の検定試験
商工会議所の簿記検定試験は、簿記の普及向上を通じて、企業経営の健全化と経済社会の発展に寄与することを目的として1954年から施行しています。2024年6月9日(日)の試験で167回目となり、これまで2…
ページが見つかりませんでした | 商工会議所の検定試験

日商簿記の合格者及び合格率のページです。

気になる方は参考までに。

試験日は自分で設定できるネット試験で。

いきなり簿記2級を目指しても大丈夫?

簿記3級を受検せずに、簿記2級を受検したい。

そんな疑問を持つ方へ。

私の回答はNoです。

理由は大きく3つ。

  • 簿記の基礎だから
  • 結果的に非効率になるから
  • 3級取得が自信になるから

基礎を飛ばすことで得られるメリットよりも、デメリットの方が大きいというのが私の見解です。

2級のテキストは3級の知識が当然備わっているものとして論述されています。

学習中に分からない部分が3級の範囲だった場合、復習するテキストがありません。

またその時間は3級を学習していれば、解消するまでもない疑問です。

私の学習スケジュールであれば14日で簿記3級の知識を網羅できます。

基礎に割く14日間を舐めてはいけません。

例外は、会計や経理の実務に触れている方。

毎日のように簿記の流れの中にいる人は3級を受けても退屈だと思います。

会計・経理に関わっていいればOK、完全初心者は3級から。

感想まとめ:会計・財務に強くなった気は皆無

簿記3級取得した感想としては「こんなものか…」というのが正直なところ。

  • 経営状況を読み解くのは厳しい
  • 投資にも役立つとは思えない
  • 簿記2級、税理士、会計士などの第一歩
  • 社会人として簿記の知識があることはプラス

会計や財務に強くなった感はありません。

とはいえ、社会人として基礎的な知識があると評価されるもの。

努力して資格取得ができ、知識を備えていると自分を証明できる一つの指標となります。

もしも、14日で簿記3級取得できたのなら簿記2級を学習するべきです。

本記事を作成時点で私は簿記2級を1か月で取得しています。

2級まで踏み込むと少し経営状況なども理解でき、興味深いことも増えてきます。

挑戦しない理由がありますか?

簿記3級は他資格を目指すための根拠のある自信になる。

おわりに

資格取得による明確なメリット欲しいよね。

次の日、ポストに現金入ってるとか。

…いや怖いな。

 

最後まで読んでくれてありがとね。

あっしゅ@oborerublogでした。

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